先生が洗ってわたしが拭く。
そうやって役割分担したのと元々数が少なかったのとで片付けはすぐ終わった
「ありがと、手伝ってくれて」
「いえ、」
「あれ、そういえば…白木さんは何しにきたの?」
あ、
わたしの用事忘れてた
「あ、えっと…お礼いってなかったなって、」
「お礼?」
「この前助けてくれたじゃないですか…」
わたしは襲われたときのことだといった
「ああ、別にいいのに」
「いえ、あのときほんとはすぐにいわなきゃいけなかったんですけど。」
わたしは先生の顔を見て
「本当に助かりました、ありがとうございました」
といって頭を下げた
