先生がわたしをみた
その顔が少し辛そうに見える
この前のことを思い出してるのかな、
先生はあれが自分のせいで起きたと思っている
実際そうだったのかもしれないけど、わたしはその分たくさん先生に助けられている
だから、そんな顔しなくていいのに…
わたしは先生に軽く笑いかけた
「…?」
先生は不思議そうな顔をしていた
意味は分かってもらえなくてもいい
わたしは先生にすごく感謝している
お礼をいうときにちゃんとこの気持ちが伝わればそれでいい。
だからわたしは気持ちを橘さんの話に戻した
「でも、無反応でもそれが逆にむかついてひどくなるときもあるけどね」
「やっぱ、そういうこともあるんだ」
「いじめがいつ終わるかなんていじめてるやつの気持ち次第…ただの暇つぶしでやってるやつは第三者が入れば大抵やめるけど、恨みとかだったら第三者が入ったら余計にひどくなるかもしれないからそこは気をつけた方がいいと思う」
橘さんの場合、話を聞いている限りではたぶん後のほう。
「私は、どうすれば…」
橘さんは顔を手でおおった
