ストロベリーキャンドル






わたしの顔から表情が抜けた




「だ、だから誤解だよーー!!」




先生は必死に否定する




「別に、いいんじゃないですか?恋愛は自由ですし」




わたしは少しトゲがあるようにいった




「わたし、誰にもいいませんから。それじゃ」




わたしがまた歩きだそうとすると




「だから、待って!!」




先生はわたしの前に回り込んで肩を掴んだ




「あの子とは何にもないよ!!相談に乗って欲しいっていわれたから乗ってただけ!!!」




先生はわたしの目を見て否定した




「じゃ、なんで抱き合ってたんですか?」




わたしが聞くと




「あの子が抱きついてきたんだよ!話してるうちに泣いちゃって…」




「先生も腰に腕回してたじゃないですか」




「あれは!あんまり泣くもんだから、つい。」





ついって…