ストロベリーキャンドル





放課後になりわたしはかばんを持って理科準備室に向かった




授業が全部終わっていたから一応職員室を覗いたけどいなかった




準備室の方が仕事しやすいのかな




外の渡り廊下を通って特別教室の多い校舎に入り準備室を目指す




準備室のドアの前で一応髪とか整えてノックした




ーコンコン。




…なんで髪とか整えちゃったんだろ




「せんせ、い…。」




ドアを開けた瞬間わたしは固まってしまった




目の前で何が起こっているかわからなくて…




先生もわたしを見て固まっている




「…」




「…」




「…お邪魔しました」




「えっ!!ちょ、待って!!!」




わたしはドアを閉めて来た道を戻ることにした




「ちょっと!白木さん!!」




後ろから先生が追いかけてくる