…なんだかんだで先生に助けてもらってることばっかりだな
ちゃんとお礼をしなくちゃいけないな
「おはよー」
「おはよーっ!!」
このクラスのわたしの立ち位置も決まってきているきがする
前よりしつこくはないけど、無関心ってわけでもない
朝と帰りはあいさつをされるようになった
「白木さん、」
わたしはいつものように窓からの景色を見ていると女の子が声をかけてきた
「なに?」
「久住大雅と付き合ってるってほんと?」
…今その話聞きますか
「うん、でももう別れるよ」
「…そうなんだ」
その子はすこし悲しげにいった
