ストロベリーキャンドル






俺はその間にコーヒーをいれた




コーヒーをいれている間普通の会話ができたことに安心していた




こんなことにさせてしまった俺と普通に会話してくれている




それがすごく嬉しかったのと、やっぱり俺は子供だなって思った




コーヒーを彼女に渡して俺もいすに座った




「ほんと、俺のせいでごめん…正直、こうなるとは思わなくて」




彼女が一口飲んだのを見ていった




「早く弁解しなくちゃいけなかったんだけど、俺が関わったらもっと悪化すると思って…」




これは言い訳だと思った




俺は結局彼女と向き合わず、自分が巻き込まれないように考えるのをやめていた




教師失格だ…。




「わたし、少し羨ましいですよ彼女たちのこと」




「え?」




うらやましい?