ストロベリーキャンドル






「教師が生徒口説いてんじゃねーよ」




久住くんが低い声でいう




このままにしてたらやばいかも




背を軽く叩いたけど先生はどかなかった




「世間話してただけだよ?」




「はっ?」




わたしは怖くなって先生の白衣を掴んだ




「とにかく、空は俺の彼女なんで返してくれません?」




先生はちらっとわたしをみて




「そうだね、君が来ちゃったら返すしかないかな〜」




先生は振り返って小声でいった




「絶対助けに行くから少し我慢してくれる?」




わたしは先生を見上げた




…いつもの笑顔だった。




わたしは無言で頷いた