最初、この人嫌いだったなー
外面でにやにやしてて
今も授業中はそれだけど最初の気持ち悪さはなくなってる
キャラ演じてるうちに素になったのかな?
「あんときさ、外面キモいっていわれて。あれ衝撃的だったな〜」
「…すみません」
「ううん、初っ端からバレてやばいと思ったけど意外と今楽だからね〜あのときいってくれてよかったよ」
先生は懐かしそうにいった
なんかそんな経ってないのにすごく昔に感じる
あの頃の自分は先生とこんな話するなんて思わなかったな
「俺この学校に来てよかったよ」
「え?」
「なんとなくの流れでこの学校に赴任して、最初本気で教師する気なくて。高校生なんて相手にすんのめんどくさいとか思ってたけど、」
先生はわたしの顔をみて
「白木さんとこんなふうに話すようになって、ちゃんと自分の人生歩いてるんだとか色々考えさせられてて」
先生はわたしの手を握って
「ありがとね、白木空さん。白木さんのお陰で教師やっててほんとよかったって思ってるよ」
といつも以上の笑顔でいった
