「明日も、一緒に学校行こ?」
久住くんが静かにいった
「待ち合わせ場所はここで」
わたしは断れなかった
「…分かった」
そう答えるしかなかった
「じゃ、気をつけてね
また明日」
そういって久住くんは帰っていった
わたしは久住くんがいなくなっても久住くんが歩いていった方を見ていた
わたしと付き合う人は今まで自分に自身のあるやつばかりだった
少なくともわたしと一緒にいるとき、あんな不安そうな顔をした人はいなかった
久住くんの不安をとってあげたいって思った
でも
きっとわたしじゃその不安をとることはできない
わたしは久住くんを好きになることはない…
わたしは初めて誰かに好意をよせられることが辛くなった…ーー。
