ストロベリーキャンドル






わたしは意識を窓の外にやっていたから女子の悲鳴に驚いて教室の方をみた





「うっそ!まじで!!わたしちょータイプなんですけど!」




「わたし狙っちゃおうかなー」




「ずるい!わたしだって!!」




うわーこのアグレッシブ感、引くわー




実際クラスの男子たちはほとんど引いていた




女子たちを落ちつかせるためか今度は男子が手を上げた




「先生ー」




「おっ、今度はなんでしょう」




「先生って何歳なんですか?」




「27ですよ、もー三十路ですねー
みなさんからしてみたらもうおじさんの部類ですね」




先生はテレたように言った




27歳の男がそんだけでてれんなよ




でもそれが普通の女子には効いたみたい




「そんなことないよー!」




「27なんてまだまだこれからだよ!」



「っていうか、こんなおじさんだったらわたしなんでもするわ〜」



「わたしも〜♡」




何人かおかしなこと言ってるぞー




今日はもうまともな授業しないだろうな
ってか、この状態ならできないか。