そして、半年後……
『『『 司、遥……結婚おめでとう〜!!』』』
「ありがとう、みんな〜!」
僕と司は、結婚出来た……
ただ一人だけ、僕と司の結婚を望んでいないヤツがいた
「遥、絶対に俺は遥を諦めないよ
何としても遥の傍にいるから……」
「フッ……
やってみなよ?
僕は絶対に司から離れないから〜」
慶都は、僕と司の結婚式に出席はしたものの僕を諦めてはいない様子だった
このときの僕は慶都が何してこようが
どうでもいいと思っていた
だが、まさか………
僕の娘を利用して、僕の傍にいようとするなんて思いもしなかった………