私の中にあと二人いる 【 番外編2 】



「信じろよ……

俺は、蛍さんの前にいても
お前…遥のことを思い出すほど…

遥に惚れてるんだよ……」


「司……」



僕を蛍と思って抱きしめていたわけじゃなく……

蛍を僕だと思って抱きしめていた……


じゃあ、あれは僕の勘違い……?


司は、蛍のこと好きじゃないんだね…?



「司は……

僕のこと好き……?」



「だから、何度も言ってんだろ

遥が好きだ
遥しか愛していない」



「うふふ…っ////
嬉しい…っ!司…っ!!」




ヤバい……

ニヤけた顔が止まらない


僕絶対今、変な顔してる



「なあ、遥……

俺と………」


「ん?なに?」



司は、そこまで言うと
さっきよりも顔を赤くさせ、俯いた



「俺と……」


「ん?だから何〜?」



司は、何故かその先を言わず
ただ顔を赤くさせるだけだった



「俺と……け…」


「け?」



け?
け…って何?



「あーあ!!

だーから、俺と……


結婚してくれ…っ////!!」



「………えっ……」



司は、いきなり顔を上げると
照れたように僕に向かって、その言葉を言ってきた



「な、なんだよ……

もしかして……い、嫌なのか……?」



司は、僕の顔を伺いながら言ってきて
僕は先ほどの司の言葉で放心状態だった



「や、やっぱ……今のなし!!

今のなしな!!」



司は、恥ずかしくなったのか
先ほどの言葉は無しだと言ってきた

僕はその言葉に反応して、司に微笑んだ



「僕………嬉しい…////

司がプロポーズしてくれると思わなかった……


僕………泣きそう…」




司がプロポーズしてくれた……

あの司が……


僕なんかに……




「………結婚って…やっぱ重いか?」


「そんなことない!!
僕、すごく嬉しい…っ////」




慶都には、悪いけど……

司からのプロポーズは重いと感じない


むしろ、嬉しい…から……



「俺ら、まだ19だし…

やっぱ早いか…?」


「大丈夫大丈夫だよ!!
蛍たちなんか18だからね!?

問題ないよ!!」



「そうか…?」




司は、自分がプロポーズしてきたのにも関わらず結婚は早いのではないかと悩んでいた

僕は、そんな司を丸め込み結婚するように仕向けた