〜 アキラ 視点 〜
「司……
大丈夫ですから…
遥ちゃんは、見つかりますよ…」
私は、私の家で椅子に座り暗い表情をしている司に話しかけた…
司は、まるで抜け殻のような感じだった
遥ちゃんを失い…
しかも、私の情報でも遥ちゃんが見つからない状況……
司にとって、遥ちゃんは
それほど大事な人だと思い知らされた
「慶都が遥ちゃんを連れて行ったとしても…
私の情報で遥ちゃんが見つからないってことは……
遥ちゃんが、自分の痕跡を消してる可能性があります」
前に、私が調べても出てこない情報を
遥ちゃんが簡単に見つけてきたことがあった
たぶん遥ちゃんは、私よりすごい腕を持っている
そうなると、遥ちゃんは自ら自分の痕跡を消したことになる
正直言うと…
私の力では、どうすることも出来ない
慶都に電話しても繋がらないとなると…
慶都は、遥ちゃんとまだ一緒にいるみたいだ
遥ちゃんは、慶都のことを嫌っているのですぐにでも慶都の元から逃げ出すと思ったが……
何故かまだ一緒に行動しているみたいだ
司の話からして……
遥ちゃんは、蛍ちゃんに復讐するため
恭也を誘惑しに来ると思ったが…
恭也からは、そんな連絡は来ていない
遥ちゃんがどういう行動するかは、蛍ちゃんですら分からない
誰も遥ちゃんの考えは、分からない
まだ、遥ちゃんの行動を理解出来るとしたら……
慶都と司だが……
慶都は、連絡取れない
司は、放心状態…
この状況では、どうすることも出来ない
何か…何かないのか……
そう思っていたら…
〜〜 ♪
私の携帯が鳴った
着信は、慶都からだった
慶都…!?
私は、すぐに電話に出た
「慶都!今どこに……」
『アキラ…っ!!遥がいなくなった!!
すぐに遥の居場所を見つけてくれ!!』
「なっ…!慶都の元からも遥ちゃんはいなくなったんですか…っ!?」
予感はしていた
だが、なんだ…?
この嫌な感じは……
私の言葉に司は、反応したみたいで
私の電話を奪い、慶都と話始めた

