「……………遥、遅いなぁ…」
遥が浴室に入ってから、一時間を過ぎようとしていた
女は、長く風呂に浸かるのは知っているけど……
一時間も入るか…?
ちょっと心配になってきた…
俺は、浴室に向かいドアを開けた
中から音は、聞こえず……
遥のシルエットもなかった
こ、これ…大丈夫か…?
お風呂で溺れてるとかないよな…?
俺は決して覗きたいからではなく
遥が心配だからお風呂のドアを開けようとした
い、一応……
声をかけるか…
「は、遥〜
大丈夫〜?溺れてない〜?」
「……………」
遥の返事は、聞こえず…
俺は、ヤバいと思いドアを開けた
「は、遥……っ!?」
遥は、赤い顔をしながらお風呂に浸かっていて
俺は急いで抱き起こしたが、意識がないような状態だった
や、ヤバい…っ!!
俺は急いで、遥をお姫様抱っこして浴室から出し、ベッドに寝かせた
勿論、バスローブを着せて
すぐに水を用意して遥に飲ませた
だが、遥は口を開けてくれなくて
俺は口に水を含み、遥に口移しで水を飲ませた
すると、遥は喉を動かしたので
俺は意識が戻ったことに気づいた
「遥、大丈夫……?
すげぇ、身体熱いよ…
これ、風呂だけのせい……?
なんか、さっき顔色悪かったし…
熱か何かあったんじゃないの?
外、雨だったし……やっぱ風邪?」
司から遥を奪ったときから……
遥が顔を赤くしていることに気づいていた
最初は、司に対する怒りで顔を赤くさせたのかと思ったが……
今の様子からして、風邪に間違いないだろ……
「あ、あつい……
み、水…ちょうだい……」
俺はすぐに遥に水を渡したが…
自分の力で飲めないようで……
「口移しで飲ませるけど大丈夫…?」
俺は、遥を手伝ってあげようと口移しで飲ませてあげようと思い
遥の許可をとった
「……はぁ……いい…から…
ちょうだい……」
遥は、赤い顔をして目を潤ませて言うから…
俺は理性を保つのに必死になりながら
口移しで水を飲ませた
だけど、俺の理性は少しだけ崩壊して
舌を入れて飲ませてしまった
「……ん…もう…!舌入れないでよ…っ!
キモい!」
「ご、ごめん…!」
さすがに悪いと思った俺は頭を下げて、遥に謝った
「…………はぁ……少し楽になった…」
「大丈夫…?もっと水飲む?」
「いらない」
俺との口移しは嫌われてしまったみたいだ
「……少し…寝る……」
「うん、おやすみ…」
遥はそう言うと、すぐに寝息をたてて本当に眠ったみたいだった
遥、風邪だったのか……
クッソ!!好きな女の体調の変化くらい気づけよ、俺の馬鹿!!
それより、遥の裸を見てしまった……
何故か男の姿をしていて
遥は、また男になる薬を使ったのだと理解した
男になっても、遥の肌は綺麗だからな…
まあ、女の方が俺としては好みだけど〜
なんか女の姿が見れなくて残念な気持ちだな……
遥の体調が戻ってから、また遥とイチャイチャしようっと〜

