〜 遥 視点 〜
「……んん…」
僕は目が覚めて、上半身を起こした
うーん……
まだ、身体がだるい…
熱のせいか頭も、ぼー…としていて
あまり頭が働かないでいた
まあ、身体も働かないんだけどね…?
「………司が…いない…」
僕は隣を見ると、司の姿はなく
ただ、司が先ほどまで寝ていた形跡があるだけだった
なんだよ、司……
僕の傍にいるとか言っておきながら…
隣にいないじゃん…
僕は唇を尖らせて、司が眠っていた場所を叩き身体を起こした
「……うわぁ…っ!」
バンッ……!!
起き上がった瞬間、僕は足に力が入らず床に倒れてしまった
「うぅ……痛…ぃ…」
頭から倒れたので、顔面を床にぶつけ
僕は手で顔を抑えた
もーう!!
司のせいだ…っ!!
僕の傍にいないから!!
僕は倒れたことを司のせいにして、早く司に文句を言ってやろうと、立ち上がるのは無理だから四つん這いで部屋から出ようとドアに向かった
「つーかーさー!!
僕のこの格好見てよ!!
こんな情けない姿になったの…
全部、司のせいなんだか…………え…?」
僕は勢いよく、ドアを開け
大きな声で司を呼んだら……
リビングのソファに……湊人が座っていた
えっ……
な、なんで湊人が…
「…………えっと…
起こしてあげようか…?」
湊人は、ソファから立ち上がると僕の前まで来て、屈んで苦笑いしながら僕に言ってきた
僕は、湊人が目の前にいることが信じられず呆然と湊人を見ていたら…
湊人は、何も言わない僕の身体をお姫様抱っこすると…
湊人が先程まで座っていたソファに僕を座らせ、隣に自分も座った
「……………」
「えっと…あはは……
そりぁ、混乱するよね…?
なんで、司くんの家に俺がいるんだって思うよね…?」
まさに、湊人の言うとおりだ…
なんで、ここにいるの…

