私の中にあと二人いる 【 番外編2 】




「……?…遥、どうした…?」




司は、ベッドの上で横になっている僕と同じ目線で話すように、屈んで僕の頭を撫でた




「……い…いかないで……っ」


「……っ…////」




司が僕から離れる…
それを考えただけで、すごく怖い…

何処にも行かないでほしい…
僕の傍にいてほしい…




「………お前…そういうのやめろよな…」


「………?」




僕は司の言っている言葉が分からず、ぼーと司を見つめていた




「ああ…何でもねぇよ
そんな顔で見んな」




……?
僕、なんか変な顔してる…?




「安心しろよ…
俺は何処にも行かねぇ

お前の傍にいてやるから

だから、少し寝てろ」



「司……」




やっぱり、司は優しい…
なんで、僕なんかに優しくしてくれるのかな…って思ってしまう…

おかしい…
今の僕は、なんだか…おかしい…

卑屈になっている気がする…
それに、寂しい…って気持ちがすごく湧いてくる…

湊人に会ったから…?
それとも風邪のせい……?




「…っ……うぅ…つか、さぁ…」



「…………なんだよ…?
俺は、ここにいるぞ…」




僕は泣いてる姿を見せないために片腕で顔を隠した

司は、僕を安心させるために僕の腕を退かして僕の頬にキスをした




僕は……
司が好きだ……

大好き…


司は僕のこと本当に好きなのか、今だに分からない…
結ばれたとしても…

湊人みたいに僕を玩具にしてるのだと思ってしまう…


嫌だよぉ…
司と離れたくない…

司に嫌われたくない…


僕を好きになってほしい…っ
僕を誰よりも愛してほしい…っ

こんな僕だけど……
僕を……