「うん……
遥と会ってた…
遥もね…
蓮華と同じ誕生日だったんだ…
俺ね…
本当に蓮華の誕生日忘れてたんだ…
遥の誕生日としか頭になくて…
遥と一緒に過ごしてた」
やっぱりか…
「俺さ……
自分でも気づかぬうちに、遥のこと本気で好きになってたんだ…
あのとき、蓮華の誕生日だと後から気づいて遥を優先していたことが自分でも信じられなかった
考えないようにしてたんだ…
自分は、蓮華のことが好きなんだって思いたかった…
遥は、ただの玩具だって……
そう考えて、遥と接していたから
でも、蓮華が死んだとき……
俺は遥をフッた
蓮華が死んで、混乱していた
遥を無茶苦茶に抱いて、遥を傷つけた
遥に冷たい言葉を言っているとき
遥を傷つけた自分に傷ついていた
遥が好きだから…
愛していたから…
俺は、遥から離れた…
俺は、遥を傷つけるだけだから…」
湊人は、泣いていた
いつもニコニコ笑っている湊人が…
遥のこと…
自分の過去を責めていた…
遥を本気で愛していたのだと…そう思った
「遥を好きなら…
今でも間に合うんじゃないか…?
あんな遥…
初めて見たぞ…
まだ遥も…
お前のこと…」
司には悪いが…
俺は親友に幸せになってほしい…
相手が遥なのは…ちょっと…と思うが…
司のことを想っている遥を見る限り…
好きになった相手には一途だということを知った
今の遥なら…

