〜 遥 視点 〜
「どういうことですか!遥ちゃん!」
ベッドの上で両手を紐で縛られているアキラが僕に言った
「どういうことって…
SMプレイ?んー、放置プレイって言った方がいいかな〜?」
僕はアキラにニコッと笑い
アキラに背を向け、部屋から出ようとした
「僕、アキラとヤるつもりなんて全くないよ〜
もしかして、期待しちゃった?」
「み、湊人さんのとこに行くつもりですか…っ」
「そうだよ〜
湊人は絶対に蓮華さんのお墓に行っている…
なら、僕は行くしかないでしょう〜?」
この街に来たんだ…
蓮華さんのお墓に行かないわけない
「遥ちゃん!湊人さんは、遥ちゃんを愛してます!」
「はっ!僕を愛してる?
アキラでも冗談言うんだね〜?」
湊人が僕を愛してるだって?
そんなの絶対にない
愛してたなら、僕を……
「冗談ではありません!
湊人さんは、遥ちゃんを裏切ったことを後悔してるんです!」
「後悔?
そうだろうね…
今から僕に殺されるんだ
後悔するに決まってる」
死ぬほど後悔させてやるよ…
あっ、殺すんだから死ぬのは当たり前か〜
「じゃあね、アキラ〜
また終わったら、迎えに来てあげるよ〜
大人しく待っててね♡」
「は、遥ちゃん!」
僕は、アキラの声を聞かずに
部屋から出た
待っててよ、湊人……
今、会いに行くからね…

