私の中にあと二人いる 【 番外編2 】




〜 遥 視点 〜




「どういうことですか!遥ちゃん!」




ベッドの上で両手を紐で縛られているアキラが僕に言った




「どういうことって…
SMプレイ?んー、放置プレイって言った方がいいかな〜?」




僕はアキラにニコッと笑い
アキラに背を向け、部屋から出ようとした




「僕、アキラとヤるつもりなんて全くないよ〜

もしかして、期待しちゃった?」



「み、湊人さんのとこに行くつもりですか…っ」



「そうだよ〜
湊人は絶対に蓮華さんのお墓に行っている…

なら、僕は行くしかないでしょう〜?」




この街に来たんだ…
蓮華さんのお墓に行かないわけない




「遥ちゃん!湊人さんは、遥ちゃんを愛してます!」



「はっ!僕を愛してる?
アキラでも冗談言うんだね〜?」




湊人が僕を愛してるだって?
そんなの絶対にない

愛してたなら、僕を……




「冗談ではありません!

湊人さんは、遥ちゃんを裏切ったことを後悔してるんです!」



「後悔?
そうだろうね…

今から僕に殺されるんだ
後悔するに決まってる」




死ぬほど後悔させてやるよ…
あっ、殺すんだから死ぬのは当たり前か〜




「じゃあね、アキラ〜
また終わったら、迎えに来てあげるよ〜

大人しく待っててね♡」



「は、遥ちゃん!」




僕は、アキラの声を聞かずに
部屋から出た




待っててよ、湊人……

今、会いに行くからね…