『もうすぐ、皆さんがいらっしゃる
早く、こっちに来い』
男は、僕を遥と気づかないのか
僕の腕を掴んで、人が集まっているところに向かった
皆さん……?
誰が来るの?
司たちは、人が集まっているところにいるし
誰が来るの〜?
男は、僕から手を離すと
伊織の信者たちに整列しろと声をかけていた
僕も流れで、信者たちの後ろに並んで
周りをキョロキョロ見ていた
司たちは、下の奴等の先頭に立つと
倉庫の扉を見て、誰かを待っている様子だった
マジで誰が来るの〜?
恭也たちかな〜?
んー
でも、恭也は蛍に夢中で
今は司に鳳凰を任しているから、あんまり来ないはずだよね〜?
僕はしばらく、そのまま考えていると…
『鳳凰二代目とその幹部の皆様が到着しました!』
どこからか、そんな声が聞こえてきて
周りは、より緊張感に包まれた
鳳凰二代目?
やっぱ、恭也たちか〜
扉が開いて、扉を見つめていると…
恭也を先頭に、アキラたちが倉庫の中に入ってきた
うわぁ…
貫禄ある〜
久しぶりに、恭也たちを見ると
みんな、すっごく大人びていてカッコよくなっていた
恭也たちは、司と少し話すと
司の隣に一緒に並んだ
えっ…?
なんで並ぶの?
僕はその様子を不思議に思っていたら…
『鳳凰初代とその幹部の皆様が到着しました!』
また、どこからか声が聞こえた
初代……とその幹部…?
初代といえば、光輝だけど…
ちょっと待って…
初代の幹部……って、まさか……!?
扉を見ると……
鳳凰初代…光輝を先頭にその後ろには
幹部たちが倉庫の中に入ってきた
嘘でしょう……
光輝の後ろには……
僕がこの世で一番会いたくなかった人…
僕を捨てた、湊人がいた…

