〜 遥 視点 〜
「………つまんなーい!!」
僕はベッドの上で足や手をバタバタさせて大きな声で言った
司は、朝早くに『大事な用事があるから』って言って出て行っちゃうし〜
僕は腰やお尻が痛くて、ベッドから起きられないし〜
もう、つまんなーい!!
大事な用事ってなんだろ〜?
僕に倉庫には来るなっていうくらいだから、すっごく大事な用事なんだろうな〜
でもさ……
来るなって言われたら、行きたくなるよね〜?
よぉーし!!
行こうっと〜 ♪
僕は痛いのを我慢して、フード付きのパーカーとスボンを履いて外に出た
なんで僕がそんな恰好してるのか?って思ってる〜?
理由は、簡単…
今、男の姿だからね…
女の恰好しても面白くないでしょう〜?
しかも鳳凰には、伊織っていう幹部がいて
その男、洸みたいにフードを被ってるんだよ〜
伊織の信者みたいなヤツもいるから
それに紛れて大事な用事ってやつを見ることが出来るでしょう〜?
だから、この恰好がベストってわけ〜
僕はそのまま倉庫に向かった
倉庫の中に入ると、みんな慌てた様子で何か準備していた
しかも、なんか妙に緊張感がある
そんなに大事な用事なわけ〜?
僕はフードを被って、ウロウロしていると…
『おい、お前』
僕と同じフードを被ったやつに声をかけられた
あっ、コイツ…
伊織の信者だ…

