「……っ……るかっ……遥っ!!」
「……っ…え…?」
僕は声が聞こえ、目を開けた
目の前には、司が不安そうに僕の顔を覗いていた
「魘されてたぞ
怖い夢でも見たのかよ…?」
「……司…?」
僕は、上半身を起こして隣にいる司を見た
あれは、夢だったの……?
いや、あれは現実だ…
僕の記憶から消したい過去だ……
「泣くほど怖い夢だったのか?」
司は、僕の涙を指で掬うと
僕の頭を優しく撫でてニコッと笑った
司だ…
司がいる…
そうだ、僕…
昨日、司と…
僕は昨日のことを思い出した
昨日、僕はようやく司と結ばれたんだ…
結婚って意味じゃないよ?
身体と心という意味で…司と結ばれた
僕は自分の身体をチラリと見ると…
胸はなく、下にはアレがついていた
ああ…まだ男の姿なのか…
まあ、僕的にはどっちでもいいんだけどね〜
昨日、司とヤるとき
僕は祐二から男になる薬をもらっていて
それを飲んで、司とヤった
司は、僕の姿を見て驚いていたが
気にせず、僕を抱いてくれた
司は、女嫌いだから…
少しでも僕を安心して抱けるように僕は男になったんだ
僕は元々、蛍や洸みたいに女や男にこだわりはなくて、どっちにでもなれる
だから僕自身、男になることは嫌ではなかった

