『ぼ、ボク…』
「もう、ボクなんて言うな
彩音ちゃんには、似合わないから」
『こ、洸くん…』
「な?そうしろよ」
俺は彩音ちゃんに笑って
店員にお金を払い、彩音ちゃんの手を握って店から出た
街を歩くたび、周りの奴等は彩音ちゃんを見ていた
『こ、洸くん…!
あ、あの…っ、手…っ////』
「手…?」
彩音ちゃんは、周りの奴等からの視線を感じないのか
赤い顔をして、俺が彩音ちゃんの掴んでる手を見ていた
「ああ…ご、ごめん!
嫌だったか?」
『い、嫌じゃないけど…っ
は、恥ずかしい…っ////』
恥ずかしいのか…?
俺が嫌だってわけじゃないみたいだな…
嫌われたかと一瞬思った
「ごめんな」
『あ……』
俺は彩音ちゃんから手を離すと
彩音ちゃんは、何故か寂しそうな顔で俺の手を見つめていた
彩音ちゃん、どこに行きたいとか言わないな…
女って、どんなとこ行けば喜ぶんだ…?
俺なら敦のとこ行って喧嘩だけど
そういうわけには、いかないからな…

