〜 敦 視点 〜
遥が店から出てくるのを見て
千は遥に近づいて行った
「どういうことかなぁ〜?
なんで遥ちゃんがきたのぉ〜?」
「そんな怖い顔しないでよ〜
ゾクゾクしちゃうじゃん♡」
千は睨みながら遥に言ってるのにもかかわらず、遥はふざけたように笑って言った
コイツ…
今の千の姿が見えないのかよ…
千は店の外から、遥が彩音ちゃんにメイクをして変わった姿を見て
『自分の手で彩音を変えたかったのに…
しかも、彩音
俺の前では、男の姿でいいとか言っていたのに…
ふざけんなよ』
あの、千が…
彩音ちゃんの変わっていく姿を見て
俺とか、いつもの語尾に小さな文字がつくのに…
千はマジギレしているのが分かった
「それで?
洸のヤツに頼まれてきたんだろ?」
「そうだよ〜
洸は最初、蛍に彩音ちゃんをメイクしてあげてって言ったけど…
蛍は、メイクなんてしたことないから分からないって言われて
仕方なく、僕が代わりにしてあげたわけ〜
どう?
彩音ちゃん、可愛くなったでしょう?」
千は、いつもの言葉遣いをやめると
遥に男らしい言葉で言ったが…
遥はそんな千の姿を驚きもせず、へらへらといつものように笑って話していた

