私の中にあと二人いる 【 番外編2 】




〜 洸 視点 〜




「ははっ。面白いな!」


『う、うん…っ!
傑作でしょう…っ?』




俺は彩音ちゃんに遊ぼうと誘われ
いいぜ、と返事をして今に至る…

彩音ちゃんは、お笑いが好きらしくて
俺は色々な、お笑いの話を聞かせてもらっていた
その話がすごく面白くて、俺はずっと笑い続けていた




『……ボク、今日ね…
洸くんが来てくれると思わなかった…』



「……?なんでだ?」




彩音ちゃんは、少し寂しそうに笑って俺に言ってきた




『………会ったばかりのボクに…
遊んでくれるとは普通思わないよ…

だから、洸くんが来てくれて本当に嬉しいんだ…』



「……?別に、いつでも誘ってくれれば
彩音ちゃんと遊ぶぜ?

俺は嫌いなヤツとは、遊ばないし会わない
だから、俺は彩音ちゃんを気に入ってるんだよ」




彩音ちゃんって…
どこか蛍と似てるんだよなぁ…

自分に自信がないとこなんて、そっくりだ

だからかな…
彩音ちゃんをほっとけねぇんだよな…




『……っ…////
あ、ありがとう…////』



「……?…なんで礼を言うんだ?」



『あっ……分かってないんだね…
な、なんでもないよ…!』



「………?そうか…?」




彩音ちゃんの言いたいことが時々分からないときがある

なんか分からないが、顔を真っ赤にさせてるし…

彩音ちゃん、風邪なんじゃねぇかな?
頭がぼーとしてるから…
だから、言いたいことが俺に伝わってこないとか…




『………な、なんか視線感じるね…
色んな方向から…』



「あぁ…うぜぇな」




俺と彩音ちゃんは、女たちから熱い視線を感じていた

さっきも彩音ちゃんをナンパしている女たちがいたから、彩音ちゃん狙いだろうな…