そして、千の彼女がいるっていう場所に向かったら、女たちの人だかりができていた
「なんだ…?」
「あっ、いたいたぁ!
あそこに、アヤちゃんがいるぅ!」
「あそこ…?」
千が指を指して言ってきたが…
女たちの人だかりのとこを指していて
どれが千の女か分からなかった
「あれだよ、あれぇ!!
女の人たちに囲まれているカッコイイ感じの男の人いるでしょう?
あれが僕の彼女ぉ!!」
「あ、あれ!?
えっ……?お前…男と付き合ってるのか…?」
千の言うとおり、女たちに囲まれている
王子様みたいなカッコイイ男がいた
千って、可愛い顔してるから…
男と付き合っても違和感を感じないが…
男……と…
「違うよぉ!
アヤちゃんは…
見た目、男だけど女なのぉ!」
「……!?ま、マジか!?」
あ、あれが女……?
男だろ……
「……ムッ。
敦、僕の言葉信じてないねぇ?
僕は、敦みたいに
男を好きになる趣味はないよぉーだぁ!」
「なっ…!
誰がいつ男を好きになった!?」
千は頬を膨らませて睨んでくると
俺から視線を外して、女たちに言い寄られている男を見ていた
「洸くんのこと好きなんでしょーう?
洸くん、身体は女だけどぉ
心は男じゃん!
そんなの敦は、ホモとしか言えないよぉ!」
「ば、馬鹿野郎!!
洸は、男じゃねぇよ!
アイツは、男と言い張っているだけで
本当は、女の心も持っているんだよ!」
俺は断じでホモじゃねぇ!!
洸は、女だ!
まず俺は、アイツが女や男だから好きになったわけじゃねぇ!!
アイツの心に俺は惚れたんだよ!!

