「お前………
昴はどうしたんだよ……?」
「湊人に預けた♡」
マジか………
湊人さん、すいません……
「それで?この人たち……だ〜れ?」
遥は、俺の腕に抱きついたまま
俺をナンパしてきた女たちを見て言った
女たちは、遥を見ると……
怖くなったのか、逃げて行った
「ふん!
僕より何もかも劣るような奴らが
司を誘惑出来ると思うなよ!
べー…だ!」
遥は、ざまあみろ!というかのような表情で舌を出して、そう言った
俺は、そんな遥を見て……
ため息を吐くと、遥の頭を撫でた
「司も!
妻や子どもがいるのにナンパされないでよ〜!
浮気者ー!」
「俺は、きちんと断わってたって
浮気者じゃねぇよ」
俺より、ナンパされる回数が多いヤツに言われたくねぇよ
「お前………
湊人さんと昴、二人だけにしていいのかよ……」
「あー、いいのいいの
二人だけにした方が面白いから〜!」
「……………?」
面白い?
どういうことだ……?
「つーかーさっ♡」
「なんだよ……」
「久しぶりにデートしよう?
てか、デートしたことないよね……?
しよう!デート!」
確かに………
デートっていう、デートはしたことねぇな……?
「湊人さんたちいいのかよ……?」
「だから、大丈夫だって〜
はい!それじゃ、行くよ〜!」
「あっ、おい……!」
遥は、そのまま俺の腕を引っ張ると
湊人さんたちがいる方とは逆に歩いて行った
本当に大丈夫なのかよ……

