私の中にあと二人いる 【 番外編2 】







「お前………
昴はどうしたんだよ……?」




「湊人に預けた♡」









マジか………

湊人さん、すいません……








「それで?この人たち……だ〜れ?」








遥は、俺の腕に抱きついたまま
俺をナンパしてきた女たちを見て言った


女たちは、遥を見ると……
怖くなったのか、逃げて行った










「ふん!

僕より何もかも劣るような奴らが
司を誘惑出来ると思うなよ!

べー…だ!」










遥は、ざまあみろ!というかのような表情で舌を出して、そう言った



俺は、そんな遥を見て……
ため息を吐くと、遥の頭を撫でた









「司も!
妻や子どもがいるのにナンパされないでよ〜!

浮気者ー!」





「俺は、きちんと断わってたって
浮気者じゃねぇよ」









俺より、ナンパされる回数が多いヤツに言われたくねぇよ










「お前………
湊人さんと昴、二人だけにしていいのかよ……」





「あー、いいのいいの
二人だけにした方が面白いから〜!」





「……………?」










面白い?

どういうことだ……?









「つーかーさっ♡」




「なんだよ……」





「久しぶりにデートしよう?
てか、デートしたことないよね……?

しよう!デート!」











確かに………

デートっていう、デートはしたことねぇな……?









「湊人さんたちいいのかよ……?」





「だから、大丈夫だって〜
はい!それじゃ、行くよ〜!」





「あっ、おい……!」











遥は、そのまま俺の腕を引っ張ると
湊人さんたちがいる方とは逆に歩いて行った










本当に大丈夫なのかよ……