私の中にあと二人いる 【 番外編2 】







「昴〜♡

ん?昴、寝ちゃったの……?
フフッ。寝顔も可愛い♡」











昴くんは、安らかな表情で
遥の服を掴みながら眠っていた

遥の言うとおり、寝顔がすごく可愛かった








『昴くんって………
ホント司くんそっくりだね』










幼いながらも整った顔立ちをしていて…

二人の遺伝子をきちんと受け継いでると思った










「でしょう〜♡
僕の子ども二人とも司に似てるんだよ〜

だから、将来絶対にモテるよ〜!
まあ、僕に似ててもモテると思うけどね〜?」





『ははっ………』











それ、自分で言っちゃうか……


まあ、確かに遥は可愛いから……
遥に似ててもモテると思うけど……って、あれ……?


子ども二人……?











『昴くん以外に、まだ子どもいたの…!?』




「えっ……?あれ?言ってなかったっけ?
僕、子ども二人いるの
昴の妹で、名前は雫」





『えぇっ…!?言ってないよ!
今、初めて聞いたよ!』











娘までいたの……!?

えっ……でも…










『なんでここにいないの……?』










今、家族で来てたんだよね……?

なら、娘が来てないのはおかしいよね……?


何かあったのかな……?











「うーん、なんて説明すればいいかな〜?
今、僕の娘は……
慶都がお守りをしてくれてるんだよ〜」





『けいと………?
えっ……!?けいとってまさか……

あの慶都!?』





「うん。たぶん、湊人が思ってる慶都」











俺らがいた世代でも

色々助けてくれた、鳳凰メンバーの一人……


恭也の幹部の慶都だよね……!?










『慶都って………
女好きだったけど……

まさか、女の赤ちゃんにまで手を出すヤツだったなんて……!』











女に見境なさすぎだろ……っ!