〜 蛍 視点 〜
『こんにちは…』
「え?ああ…こ、こんにちは…?」
私は、今……
会ったばかりの人と話している……
恭也が忙しそうなので
久しぶりに一人で出掛けると……
知らない女の人が私に声をかけてきた
『……………』
「あの…………
私たち、どこかでお会いしたことありますか……?」
全く見覚えがない……
だけど、もし会ったことがあるなら
とても失礼だし………
『会ったことはないです……
ただ、私があなたを知っているだけ……』
「私を知ってる………?」
『あなたと私は、とても似ている……
私は、あなたの全てが欲しい……
だから、奪います…』
「え?な、なに…?
どういうこと……?」
女の人は、そう言うと
頭を下げて去って行った
わ、私の全てを奪う……?
一体、どういうこと…………

