私の中にあと二人いる 【 番外編2 】





〜 蛍 視点 〜





『こんにちは…』



「え?ああ…こ、こんにちは…?」






私は、今……

会ったばかりの人と話している……




恭也が忙しそうなので
久しぶりに一人で出掛けると……

知らない女の人が私に声をかけてきた






『……………』




「あの…………
私たち、どこかでお会いしたことありますか……?」






全く見覚えがない……

だけど、もし会ったことがあるなら
とても失礼だし………





『会ったことはないです……
ただ、私があなたを知っているだけ……』




「私を知ってる………?」





『あなたと私は、とても似ている……
私は、あなたの全てが欲しい……

だから、奪います…』





「え?な、なに…?
どういうこと……?」







女の人は、そう言うと
頭を下げて去って行った






わ、私の全てを奪う……?

一体、どういうこと…………