「俺だって、分からねぇよ!
俺と同じ格好したヤツがいきなり現れて
俺を殴ってきやがった
俺は反撃したが…
全く当たらなくて……っ
まるで、俺の行動が分かるみたいに…
攻撃は、全て避けられて……っ
クソッ…!
何者だよ、アイツ…っ!!」
洸の攻撃が当たらない?
洸が…?
俺らでも洸の攻撃を防ぐことは、あまり出来ないのに……
洸の攻撃を避けれるヤツがいるのか?
「俺は、喧嘩している洸を見つけたときには……
洸は、もう今の状態だった……」
「相手の顔は見たのか?」
「それが………
外は暗くてよく見えなかったんだ
洸をやったヤツは、洸が言ったとおり
パーカーを着て、フードを被り
洸とほぼ同じ身長……
まるで、洸の鏡を見ている感じだ
しかも、驚くことに……
喧嘩のやり方が、全く洸と同じだった…
そいつは、俺に気づくと
すぐに去って行って
だから、俺もよく分からねぇ」
「洸と同じ………
それなら、洸の攻撃を避けることは出来るな……
自分とよく似た相手なら
自分がしようとしている攻撃を考えて避ければいいだけだからな……」
「絶対に許さねぇ…っ!
不意打ちで、俺に勝った気でいるアイツを……
俺は、絶対に許さねぇ!!」
「洸。お前はもう休め
そいつは、俺が捜し出す」
「ああ…頼む……
見つけたら、すぐに言えよ
俺が絶対にブッ飛ばしてやるからよ!」
敦は、洸を連れ部屋に向かって歩いて行った
洸と似たヤツ………
それに、遥に似たヤツも現れた……
なんだ?
この嫌な感じは………
早く見つけなければ……
この感じが本当に起きる前に……

