私の中にあと二人いる 【 番外編2 】






〜 恭也 視点 〜





「なんでだよ!クソッ…あの女…!!」






遥が言う女を捜したが……

見つからなかった



まるで、慶都が遥に惚れたときみたいに

女の情報が入ってこなかった






「あー!!もう!
あの女……っ!!どこにいるんだよ!!」




「…………お前が見た女……
本当に実在していたんだろうな?」





「僕が幻覚でも見たっていうつもり?
僕がそんな間違いするはずないだろ!!

チッ。絶対に許さないからな…!」







俺は遥に付き合いきれなくなり
家に帰った


家に帰ると……
洸の姿はなく、蛍の姿も見えなかった






「どこ行ったんだ……?」






敦の姿も見えなかったから
敦と出かけたのだと俺は思うことにした









そして、数時間経ったとき……





「洸…っ!おま、お前……っ
誰にやられやがった!!」






敦の肩に腕を回し、ボロボロの姿で洸は帰ってきた

明らかに喧嘩した後だった



だが、洸がこんな姿になるのは珍しい
敦が無傷なとこを見ると……

洸は、誰かと喧嘩して
こんな姿になったのだと理解した






「クソッ…!あの野郎……
蛍の身体を傷つけやがって……っ!

絶対に許さねぇ…っ!!」






「どういうことだ、洸
何があった」







洸は、悔しそうな表情をすると
拳を握りしめ、俯いていた