君の隣の席。

明日あいさつするしかない。


はぁ・・・。


それから少し回って学校案内は終わった。


「じゃあね。また明日!」


『うん。いろいろありがとう。』


「はぁい!」


そして由奈ちゃんはまた明るい笑顔で帰ってた。


ちゃんと家族があるんだ。


私には?


ふと疑問が頭の中を占領する。


いるけどいないもんみたいなもん。


家族ってどんなんだろう。


私も死ぬ前にママやパパと少しでいいから家族らしいことをしてみたいな。


なんて・・・


できるわけないよね。


私は目をつぶって少しの間ママとパパの事を思い出していた。