「よしっ、御代田はえっと……あ、豊永のとなりな。」


ふーん、豊永さんよかった…………って、私の隣かよ


「よろしくね豊永………」


「澪です…」

「澪ちゃん!」

すんげえ笑顔…ここまでくると作ってるんじゃないのかとか思っちゃうよ

御代田は私の隣の席に着く瞬間になぜか私の机の上にある手に小さな紙を握らせる

「……?」

誰にも私に紙を渡したことは気づいてないみたいだ
御代田は何も無かったように席に着きまわりの女子と話している