「ん?アオイちゃんどうかした?」 あまりにコトネさんを見つめていたからか、コトネさんは首を傾げながら不思議そうに聞いてくる 「あ、すいません!着物綺麗だなと思って!」 「ありがとう」と言ったコトネさんの笑顔は何だかレイジに似ている。 強そうな顔付きがというか、凛々しい表情がそっくりだ。 「そうだ!アオイちゃんも着物着てみない?」 「え?」 「せっかくのお正月なんだから!日本人はやっぱり着物よね!」 レイジの「おい」っていう声を無視してコトネさんは私の腕を引くと廊下を歩き出す