「レイジ、大好きだよ」 「へへへっ」と笑顔を向けるとレイジも少しだけ笑う。 「俺もだ」 私の横髪を耳にかけながら、レイジが首を傾けてこっちへと近付いてきたのを合図に それに合わせるようにして私は再び瞳を閉じた。 「あーらラブラブね!羨ましいわ」 唇が触れ合うほんの寸前 聞こえてきた綺麗な声 「コトネさん!」 縁側に座る私達の少し後ろに立っているコトネさんは綺麗な深緑色の着物姿でニヤニヤと私達を見つめている。