ブラックⅡ-想い-




「お粥作ったの、食べれそう?」




「腹減ってない」




「でも薬飲まないと…」



これだけ熱があったら、食べたくないのも分かるけど、食べないわけにはいかないし。



困ったようにお粥に目を向けると




「食わせて」




少しかすれた声でリュウガが呟く。




「え?」





「そしたら食べる」



食わせて?
食わせてって!!



「え!むりむり!」



「じゃあ食わない」




「えーー!」