ブラックⅡ-想い-




佐伯リョクの言う「こんな男」がレイジの事だって分かる。




どうしてお前なんかにレイジがこんな男呼ばわりされなきゃいけないの!!




こんなって何!?
一体何様なわけ!!?




そんな私の怒りも、目の前の何も言わないレイジを見てフッと消えていく。




いつか学校で聞いた、
レイジは捨て駒だという言葉。




きっとその言葉がこの関係性を作り出しているんだと思った。



好き放題良いまくってる目の前の最低野郎に、こんなことを言われてもレイジは何も言い返さない…




「何で」と思わなかったわけじゃない




けれどきっと、レイジはこの人の言葉に対して




もう何か諦めているのかもしれないと思った。




言いたい事あるなら勝手に言えよ

好きにしろよ…って。