ブラックⅡ-想い-




「そんな警戒しなくても、とって食ったりしないよ」




と目尻を下げながら少しだけ笑う佐伯リョクは、そんな嘘くさい表情にも関わらず男前で




だけど、





「ただ、見たいだけ」




目元のホクロも



サラサラのダークブラウンの髪も




「こんな男を好きになる奴が、どんな女か」





全てが全て大嫌いだと思った。