大晦日の日はブラストの倉庫で皆で過ごした。



夕方は年内最後の暴走があるとかで
やっぱり私はレイジに連れて行ってもらえなかったけど、夜にはちゃんと迎えに来てくれて皆と年越しが送れた。




カウントダウンを終えてレイジとイツキとカエデ、それと何人か他のメンバーと神社に行っておみくじを引いて皆で甘酒も飲んだし楽しい時間を過ごして




家に帰ったのは朝方だった。

「一緒に寝るぞ」と言って聞かないレイジに部屋まで連れて行かれるとそのまま二人で一緒に眠りについて起きたのはすっかりお昼過ぎ。




「レイジ起きてー」




先に起きた私は、隣で私を抱きしめながら眠る愛しいレイジのほっぺたをつまむ。



「……ん…」




何故か真冬にもかかわらず、黒の半袖で寝ているレイジは


やっぱりどこか色っぽくて、つい私の頬が赤色に染まっていくのを感じる