「お前はここにいろよ、俺が買ってくる」 バイクのキーを片手に私から離れていくレイジ 「大丈夫?」 「何か他に買うもんあったら電話しろ」 「うん、分かった」 そう答えてすぐ、ふと思う。 「そういえば私の携帯、リュウガの部屋だ…」そんな私の小さな呟きにも、愛しいレイジは聞き逃すことなく拾ってくる。 「あぁ?」 すこぶる機嫌の悪い声 またさっきのように歪められた眉、 「お前って…」 「…………」 「まぢで俺を怒らす天才か?」