「アオイ!!」
ただ無言で向き合っていた私とリュウガの間に大きな声で私の名前を呼ぶレイジの声。
「お前を探してる、行って来い」
「……うん」
リュウガのベットから下りて木製のドアをゆっくりと開いた。
「アオイ!」
レイジはちょうどリビングから出てきたみたいで、
「大丈夫か!?」
息を切らしたレイジは、上着を羽織っておらずパーカーを着ただけではだけている
そして私の元に駆け寄ってきて少し強く私の身体をギュッと抱きしめた。
「何かあったのかと思った…」
「え…」
そのレイジの声は不安げで小さく、私の首に顔を埋める。



