ドキドキする むしろドキドキしないわけがなかった。 こんな綺麗なリュウガに しかもこんな近距離で そんなセリフ言われたらドキドキしないわけない。 「…でも…薬飲まないと…」 とにかくリュウガのベットから下りようと、身体を離そうとするけれど、リュウガは腕の力を全く緩めてはくれない。 「いいから、いろよ」 それどころか、私が覆いかぶさっていたはずの体制は 「わぁっ」 何故か気が付いていた時には反転していて 「リュ…リュウガ何して…るの」 私はベットに押し倒されていた。