ウソだ! 絶対聞こえていた! 「ほら、もう一回言え」 「先輩イジワルですね」 「知ってる」 ニヤリと笑っている先輩。 悔しい……! 「翔太郎先輩」 「ん。よく出来ました」 私の頭をクシャクシャと撫でている先輩。 悔しいのに悔しいのに! どうしてこんなにドキドキしているのーー? 「ほら、早く準備するぞ」 「はーい」 テキパキと下準備をして、食材を庭に持って行くと 「やっと来たか!早くするぞ!」 桐山先輩も新も待ってくれていたようで、早速バーベキューを始めた。