「柚子、俺に最初に言ってくれよ」



披露宴も無事終わり、家に帰ってのんびりしていた。


やっぱり拗ねてしまったか…



「ごめん、タイミングがなかなか合わなくて」


「LINEとかでもいいじゃん」


「こういうのは直接言いたい派なの」



もうこれからお父さんになるのに子供みたいに拗ねないでよ……


翔太郎のところに行って、翔太郎の唇に私の唇を重ねた。



「翔太郎、これからは私と私のお腹にいる赤ちゃんのために頑張ってね?」


「もちろん、任せとけ」



また唇を重ねて、私達の愛する子供に誓ったーー。