「普通だ」


「いつも学年1位の奴が普通なわけねーよ!」


「すごい!私中学のときいつもクラス1位で学年1位になったことないんですよね〜」


「なぁ、この2人俺たちに対する完全な嫌みだよな」


「全国の高校生全員を敵にまわしましたね」



ジローと見ている桐山先輩と新。


そんな2人を無視して視線を参考書に戻して問題を解いた。






「今日はこの辺で終わりにしよう」


「そうですね」



前半は自分の勉強をして、後半は西岡先輩は桐山先輩を私は新の勉強を見ていた。



「や、やっと終わった……」


「柚子ちゃん、マジ鬼……」



机に顔を伏せてだらんとしている桐山先輩と新。