すると、全員私から視線を逸らした。 「何で視線逸らすの!?」 「聞かない方がいいと思うよ。ねぇ、柊先輩?」 「あぁ。柚子の耳に届かないように根回ししてたからな」 だから、私知らなかったんだ。 「じゃあ、あえて聞かないでおくよ」 「そうしてくれ」 その後は桐山先輩の専門学校の話や翔太郎の大学の話をたくさん聞いた。 2人ともすごく大変と言っていたけど、でもそれと同時に楽しいとも言っていた。 そんな話を聞いて、ますます自分の進路に焦りを感じた。