「もし俺が立派な大人になれなかったら、遠慮なく振ってくれて構わない。ただ、俺が立派な大人になって立派な美容師になれたら俺と結婚してください!」
頭を下げて手を差し出している桐山先輩。
桐山先輩からのプロポーズを聞いた未来さんは最初は驚いていたけれど、涙をポロポロ流して
「バカ。柊がどんな大人になろうとも私はついて行くから。こちらこそよろしくお願いします」
桐山先輩の手を握った。
「おめでとうごさいます!」
「柊先輩、よかったっすね!」
「おめでとう、柊」
私達の他にあちこちからおめでとうと祝福する声が聞こえて来た。
本当におめでとうごさいます、桐山先輩、未来さん。
幸せになってくださいね……。


