こうやって、私達を仲介させて会話するのもう10回目なんですけど…。 近くにいるんだから自分で話してよー! 「なぁ、新はあいつじゃなくて俺の味方だよな?」 「いや、それは……」 「柚子はもちろん俺の味方だもんな?」 「あ、いや、その……」 2人とも顔はニコニコしているけれど、目が全然笑ってない。 本当のことを言ったら、目で殺されそうな勢い……。 「柚子、あいつと同じ空気を吸いたくないから帰ろうぜ」 「翔太郎!」 「おー、帰れ帰れー。2度とここに来るな」 「柊先輩!」