いろいろありすぎて、気がつくと夏に向かおうとしている6月。


いつものように放課後図書室で過ごしていて、飲み物がなくなったから自販機まで買いに行き戻ってくると



「お前なんか絶交だ!出て行け!」


「言われなくても出て行ってやるよ!」



翔太郎がカバンを持ち、帰ろうとしている。



「えっ、ちょっ!どこに行くの!?」


「後で連絡する」



そう行って、図書室から出て行ってしまった。



「俺も気分最悪だから帰るわ」


「ちょっと!柊先輩!」