「なんだ〜。そっかそっか。よかったな翔太郎!」 「うっせ」 「西岡先輩なんか嬉しそうですね」 顔少しだけ緩んでいるし。 それを見て桐山先輩は肩を震えさせて笑っているし。 何なの、一体。 「もうそろそろ予鈴が鳴るし教室に戻ろう。柊帰るぞ」 早口で言った西岡先輩が立ち上がると桐山先輩もはいはいと言って立ち上がって図書室を出た。 「何だったんだろ?」 首を傾げていると予鈴が鳴ったから、私も慌てて教室に戻った。