よりを心配して、数日



「桝屋が怪しい」

山崎が調べてくれて、武器などが運びこまれているとわかった


すぐに捕縛させ、拷問にかける



「風の強い日に、御所に火をつけ
混乱に乗じて、天子様を長州に連れ去る
その際に会津公の命を頂戴する」





とんでもない計画を立てていた





すぐに幹部会議を開く






池田屋か 四国屋か

どちらかで会合があるだろう







夜、御用改めをすることになるが



風邪で動ける者が少ない



近藤さんが少数で行くと言い出した


その代わり、腕の立つ物を連れて行く




準備の為、一度解散した









会津へ応援の要請をして、屯所を出て

二手に分かれた














「副長…!!本命は、池田屋です!!
それから……人質がいるようで……
どこかの姫君のようです」


女を巻き込むとは、卑劣な奴らだ



「わかった!!すぐに池田屋へ向かう!
山崎、屯所に戻って治療の準備をしてくれ」


人数も少ない上に、人質がいれば

やりにくいはず


怪我人どころか、死人の心配もある


急いで池田屋に行く


すぐに加勢をしたかったが、生憎

今ごろやってきた会津を通すわけに行かず


追い返すべく、奮闘した